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プロレス VS ボクシング

亀田君の試合見ましたか?私は夜勤で見れませんでしたし、ビデオにも撮らなかったので、あの試合の判定がどうだったか議論する資格がありません。ただ家で見ていた女房と娘はyahooのインターネット投票で相手の勝ちに投票したそうです(笑)そこでは94%の人がチャンピオンの勝ち(つまり相手の選手)と投票したそうです。多数意見が必ず正しいとは言いませんが、一つの指標になるのは確かです。八百長などというキナ臭い話も聞こえてきます。

八百長といえば、ちょっと強引ですがプロレスもよく議論になります。プロレスが大好きな私にとっては耳の痛い話です。プロレスが嫌いな人は、まずロープの最上段からニードロップで相手の喉元に体重乗せて普通なら死ぬよね?とかいいます(笑)ロープに振られて帰ってくるのもおかしいと。まあまあ、ひとつずつ考えましょう。最初にロープの最上段からというやつです。そもそもプロレスといえどもルールのあるスポーツであるということです。そのルールとは?「相手の両肩をマットにつけて3カウント取る」です。殺しあうのが目的でじゃないのですからロープ最上段から~は単にダメージを与えればいいのです。そのための技なわけで全ての技がそうです。一見ハデで凄そうな技ばかりですが、そこには多少のダメージを与えれるという事と見栄えの良いカッコイイ技である事が目的なわけです。何故かっこよくなければならないか、それは試合が彼らにとって練習の成果を見せる発表会の場であると考えたらどうでしょう?苦しい練習に耐えて長く戦った後にも、まだこんな体力を使う技が出せるんだという。だってフィギュアスケートでもそうでしょ?後半にこのジャンプを持ってくるのはスタミナのある証拠だなんていうじゃないですか。あれと同じですよ。じゃあロープに振って帰ってくるのはどうなんだ?あれはわざと相手の技を受けるために帰ってくるのですよ。「やっぱ八百長じゃん」まあ、待ってください。ここでやっとタイトルに出ているボクシングに登場してもらいましょう。その昔、ジョージ・フォアマンとモハメッド・アリが戦った時の事です。世間の評判はジョージ・フォアマンの勝ち一色。掛率は8対2でフォアマンだったと思います。そこでアリ陣営は作戦を立てました。前半はフォアマンのパンチを受け続ける。フォアマンのスタミナが切れ掛かる後半に一気に攻勢に出るというものです。そのためにアリはボディを鍛えました。フォアマンのパンチに耐えられるように。しかしいくら鍛えてもフォアマンのパンチはスゴイ破壊力です。ですから同時にガードを徹底的に鍛えました。もちろんスタミナも。いよいよ試合当日です。フォアマン陣営はリラックスムード。観客はフォアマンが何ラウンドでアリをKOするかが興味の的です。試合が始まるとフォアマンのパンチがアリを捕らえます。ロープを背負ってパンチを受け続けるアリ。勝敗はすぐにつくと思われました。しかし、打っても打ってもアリは倒れません。確実に当たっているはずなのに倒れないアリを見てフォアマンは精神的に動揺します。なんとかKOしようと躍起になってパンチを繰り出すフォアマン。スタミナも徐々になくなってきます。ついにアリ陣営からGOサインが出ます。アリは一転ヒット・アンド・アウウェイ(打っては離れる)戦法に出ます。そしてついにフォアマンからダウンを奪い世界王者に返り咲きました。このときのアリの戦い方を見た人が後に「蝶のように舞い蜂のように刺す」と表現しアリの代名詞になりました。長々とスイマセン。私が言いたいのはプロレスでわざと相手の技を受けると八百長と言われ、ボクシングでわざとパンチを受けると作戦と言われるのはおかしくないですか?と言う事です。一部分だけ取り上げただけでは反論にはならないでしょうが、ちょっとでも考えてもらえたらいいと思ってます。じゃあお前は真剣にプロレスがガチンコでやってると思うのか?そう聞かれると微妙な部分も答えられない部分もあります。しかしいろんな要素を含んだ特殊なプロレスというものを皆さんもっと寛容に受け入れて楽しんでみませんか?

冒頭の亀田君の話に戻ります。疑惑の?判定であるものの10代での世界チャンピオン。たいしたものです。それだけの努力をしてきたからこそと思います。ただ世界チャンピオンなので、あの言動はなんとかならないでしょうか?スポーツの世界はやはり相手を尊敬するところから始まるのではないでしょうか?亀田君の今後に期待しています。

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