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戦争と政治

「父親たちの星条旗」を見てきました。評判が高かったので客もたくさんいると思いきや20人程度でした。土曜の最終回(22:45~)だからでしょうか?

324328view001 まず始まって冒頭の硫黄島上陸の戦闘シーンがスゴイ迫力です。「プライベートライアン」と似ていて色彩を抑えた画像でドキュメンタリーのようです。あの戦場に自分がいたら生きて戻れないだろうと考えてしまいます。本当に生と死が紙一重の状況です。CGも進歩しており「プライベートライアン」よりもダイナミックです。とはゆうもののアメリカ兵にやられているのが日本兵だと考えると穏やかではありません。ですから、日本兵はなるべく顔が映らないようになっています。

324328view004 硫黄島の日本兵が防衛しているすり鉢山頂上に星条旗を立てた6人のうち生き残った3人が英雄として本国へ戻されます。星条旗を立てたときの写真が評判になり戦争に疲弊していた国民の戦意を高揚させたからです。3人は本国へ戻ると国債を買おうというキャンペーンで各地を回らされます。しかし実はこの3人が立てた国旗は取り替えるときのものであり、本当に立てた人物は他にいたのでした。そのことに悩み、政治に利用されるのを嫌う者、すべてに乗っかる者、整理がつかない者と分かれます。そのキャンペーン中にでも戦場での悪夢、幻覚に悩まされ続けます。

時折、戦場の回想場面が流れます。その中に味方の砲撃で倒れていく若者たちの場面があります。非常に胸が痛くなるシーンです。しかし戦闘はお構いなしに続きます。悪夢のような場面です。戦争の恐ろしさを伝えるのには十分です。

いつの時代も戦争と政治は切り離せないものです。戦争が外交の一手段である限り仕方のないことかもしれません。戦争は金がかかる、戦争は金が儲かる。これは現在のアメリカをみても明らかです。平凡に暮らす者達が政治に利用されないため、命を落とさないためにも戦争はしてはいけないと思うのです。

この映画はイーストウッド監督がアメリカ批判をした映画だと思います。戦争を金儲け、政治に利用したり、英雄(インディアン系)が本国で差別にあったり、職にもつけなかったり。痛烈なまでに批判しています。アメリカ嫌いの私には痛快な映画ではありました。(お話そのものは悲しい物語ですが・・・)

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戦争のこと…?

投稿: BlogPetのジャム | 2006年11月18日 (土) 16時46分

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