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ロッキー完結!

Photo 私が今まで観た映画の中でも上位に来ること間違いない「ロッキー」。その完結編「ロッキー・ザ・ファイナル」が公開され観てきました。生粋のファンとしては、どうしても書かずにはいられません。「ロッキー」への想いにお付き合いください。

さて今回のロッキー。これはもうスタローンの1作目のセルフリメイクですね。2~3作目が好きだった人には受け入れられないかもしれません。なぜなら1作目の正式な続編という位置づけにあるからです。つまり「ボクシングを題材としたヒューマンドラマ」に原点回帰しているからです。1作目が好きな私には冒頭の「TAKE YOU BACK」が流れた所から「そうそう。これこれ。」と思えてしまいます。エイドリアンの命日に昔デートした場所や住んでいたアパートへ行く場面は感涙ものです。その後も1作目の冒頭でロッキーがKOしたスパイダーや街頭でたむろしていてロッキーに説教された少女などが次々とストーリーに絡んできます。そのストーリー展開は非常にいいです。Photo_3

ならば感動したのかといわれるとノーです。感動しませんでした。何故?こんなにもいい雰囲気なのに!まず言えるのは1作目にあったラストの試合への意味づけが今回は薄いということです。1作目は「最終ラウンドに立っていられたら俺はもうただのチンピラじゃないんだ」というものが今作はありませんでした。なので最終ラウンドが終わっても感情が湧いてこなかったんです。これは非常に期待はずれでした。「人生は重いパンチを受けても前へ進まなければならない」とか「挑戦する権利を誰も奪うことは出来ない」とか「胸の中にまだ残っているものがあるんだ」とかロッキーが語ることは良くわかるんですよ。でもね、それらが全てラストの試合で昇華されてこそ感動や共感が生まれると思うんですよ。その点、私には伝わってきませんでしたね。30年過ぎて私がロッキーからのメッセージを感じ取れなくなったいたんでしょうか?そうとも思えないんですが・・・。

Photo_2 ただロッキーの行動は理解できました。その行動とは昔、説教した少女(今はシングルマザーになっている)や息子に世話を焼き自分の店で半ばおせっかいすぎるほどの親切で働かせる場面です。ミッキー、アポロ、エイドリアンと親しい人を亡くし、一人息子も寄りつかなくなったロッキーには説教した少女とのつながりが唯一、昔の自分や思い出と繋ぎ止めておける手段だったのでしょう。ですからこのあたりのエピソードは非常に好きです。相変わらずつまらないギャグを飛ばすロッキーも健在でしたし。

総じて100点満点で言えば65点ぐらいの出来です。もちろん楽しめますよ。しかし、今作が、もし1作目でのアポロとの死闘を最後に引退し、自分のレストランで、客相手にその話を何度も話して聞かせる、その死闘だけが心の拠り所になっている今は落ちぶれたロッキーが再生するお話として作られていたならば、きっと感動するすばらしい映画になったのではないかと、ファンとしてはちょっと残念に思います。

Photo_1あっ!ひょっとしてスタローンも分かっていたから2~5作目との関連を省いて作ったのかな?

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