おすすめ作家

前回ネット犯罪の被害に遭ったお話をしました。後日ヤフーからメールがあり今回の利用料は返金しますとの事。ホッとしました。案外ヤフーはそういったことに関して自己責任なので何も対処してくれないと言われていたので意外でした。不正なオークションを落札され被害に遭われた方もみえた為の処置かも知れません。落札された方の被害状況は把握していませんが・・・。もちろん今回の件はパスワードを読み取られ不正使用された私にも非があります、深く反省し今後はこのようなことが無いようにセキュリティーには気を配りたいと思います。皆さんもパスワード変更などは出来るだけ頻繁に行うようにしましょう。

さて今回は作家についてです。中学から高校にかけて夢中で本を読みました。まあ他愛の無いミステリーや少年向けのSFなのですが・・・。ところがある日といっても30は過ぎた頃ですが会社の雑誌類が捨ててあるところで一冊の文庫本を見つけました。タイトルは「1973年のピンボール」です。村上春樹です。それが村上春樹との出会いでした。

その後「風の歌を聴け」「羊をめぐる冒険」「ダンス ダンス ダンス」「ノルウェーの森」を読みました。なんというか今までに読んだ事が無いような小説でした。不思議な感覚です。もっと早くに村上春樹に出会っていたら人生変わっていたかもしれません。(いや、ホント、大げさではなく)「スプートニクの恋人」「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」などなど、読まなければと思っています。今は「世界の終わりと~」を読んでいます。ベストセラーはリアルタイムで読む気になれないもんで。

そして先日、本屋で「村上春樹イエローページ」という文庫を見つけ早速買いました。それを読んで

「えっ?」

 と思うような解説がされていたため「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」を読み返しています。するとよくわかりました。私の読書は文字を追っているだけで文章を読み取っていなかったと。日付や音楽、その場面での天気いろいろな事が全て伏線となっていたりするんです。もちろん「イエローページ」に書いてある事が正解とは思いません。映画と同じく見た人が(読んだ人が)それぞれ考えればいいことですから。しかし私は村上の小説の読後感と言えば

唖然 

でしかなく何も考えられないんですよ。2度読めば違ってくるでしょうが、なかなかそんな時間的余裕がなくて・・・。ですから私は村上の小説を読み心地よい唖然を味わい、その後、村上の研究本なんかで小説の意味や解説を読んで楽しめればいいのかな?これも村上の楽しみ方でもあるのかな?と思っています。村上も語っているように「小説は発表されれば私の手を離れます。後は読者と小説とで話し合って決めてください。私はちょうど仲人のように後はお若いお二人で・・・というように退席させていただきます」と。

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自転車にまつわる嫉妬

みなさんは興味を持った物の情報は、どのような手段で収集していますか?私の場合は、ほとんどと言っていいほど本から収集しています。一眼レフ、デジカメ、映画、音楽、全てにおいてそうでした。今回の自転車にしてもそうです。家には自転車の雑誌がゴロゴロしています。つい先日も本屋へ面白そうな自転車の本を探しに行った時「自転車人」という雑誌が目に付き購入しました。パラパラと見た時に惹かれる記事(エッセイ?)を目にしたからです。それは第4号の82ページの記事(エッセイ?)です。鈴木カオリさんという方が書かれたご自身の(多分そうだと思うのですが)大学時代の頃の事を書かれた記事でした。

この方は18歳でデパートの真っ赤なロードバイクに一目惚れし、変則も基本的な乗り方も知らずに衝動買いし、そこから自転車の世界へ入り込み、華やかな経歴の猛者たちが名を連ねる早稲田大学の自転車部へ入部、毎日罵声を浴びながらも、ついには彼らと同じ練習をこなすようになるまでが簡単ながら面白おかしく(失礼か?)書かれているのでした。それを読んだ瞬間、私は自分が自転車と関わるのが少々遅すぎた事に後悔し、また鈴木カオリさんの経験に激しく嫉妬したのでした。まあ、私も中、高校とスポーツ部に所属し苦しい練習に耐えて勝利した時の嬉しさや仲間と頑張った思い出もあるにはあります。しかし!鈴木カオリさんの経験したものは、私のそれを遥かに上回る凄いものなんです。結局、彼女は早大初の女性自転車部員としてインカレロード2位、全日本ロード入賞という結果を残しました。ズブの素人がですよ!若くて技術の吸収が早いとはいえ、彼女の場合は自転車への熱、思い入れ、情熱が誰よりも強かった為だと思います。

誰にも負けない情熱さえあれば私のような歳で自転車を始めたものでも、上達するのでしょうか?どちらにしろ彼女の話は、遅ればせながら自転車に目覚めた私に希望と嫉妬をもたらせてくれるものでした。

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